そしてまた朝が来る

日々の自分

奥さんの有難み

奥さんが先月の末から帰郷していて明日帰ってくる。
いつもこんな時に思うのは奥さんの凄さである。
奥さんがいない間、自分で自炊にゴミ捨て、洗濯をして干して取り入れて
たたんでなおして。
自分はいつも奥さんに感謝している。


寝ているとき、たまにふと目を覚ます。
すると横で奥さんが自分に布団をかけてくれている
誰も見ていないし自分も寝てわからないのにもかかわらず・・・


家の中の細々したそれでいて面倒な仕事たくさんある。
それを汗をかきながら懸命に終わらせていく・・・そんな奥さん達に感謝しないの?
世の旦那さん連中は・・・奥さんが病気にでもなったら代わりにその仕事出来るの?
たまには奥さんを食事にでも誘って食べたいもの食べさせてあげて欲しいもの
くらい買ってあげようよ。と自分はいつも思う。


なんかいつも隣にいるのが当たり前で、たまにうざいお小言があるときもあるけど
いないと寂しいね。


うちは2人目の奥さんになるんだけど、子供の親でもある前妻は馬鹿で自分勝手で
調子の良さだけで生きてきたどうしようもない女だった。
それに比べて今の奥さんは全くの正反対で自分によく尽くしてくれて大事にしてくれる。


自分たち夫婦には子供はいない。
一緒になる前に自分には前妻との間に子供が2人いることを告げ、もう作らない
というのを了承してもらい一緒になった。
子供はいないが二人楽しく暮らしてもう19年がくる2人共50代になった最近は
少し後悔している。自分は先に亡くなるだろう、後に残る奥さんに子供を残してやった方が
良かったのかなぁ?・・・と


自分は50代に入ったくらいから残りの人生についてよく考える。
どんな亡くなり方をするのかな?とか残される奥さんに何を残してあげられるのかな?とか
・・・いつまで・・・とか


去年の9月頃に長年営業していた飲食店を閉店することにしたその月の中頃に、心筋梗塞で
倒れて救急車で運ばれて緊急手術の末助かった。
手術室から出てきたときに、病院から呼ばれた奥さんが真っ青で泣きそうな顔の奥さん
が近寄ってきて、医者から「もう大丈夫ですよ」と言われてホッとした顔に代わり
座り込んだのを今でも覚えている。
その時を境に「もしも・・・」を真剣に考えるようになった


今の自分には何もない。 金もなければ家もない、営業していた飲食店もコロナ閉店し
奥さんに苦労を掛ける・・・今はなんとか配送の仕事を始めて約1年がたとうとしてる。
いつも自分のことは後にして自分のお世話ばかりしてくれる奥さんに報いるために
奥さん中心になるような生活リズムにしている。

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